キャバ嬢さんがヘルプで注意すべき6つのポイントとは!?

キャバヘルプ

キャバクラで働きはじめると必ず経験するヘルプ。もしキャバクラでお仕事をはじめてみようかなと考えているような初心者の方でも、もしかしたら体験入店の際に頼まれるお仕事になるかもしれません。今回はそんなキャバクラ店で働くキャバ嬢さんのために、ヘルプの知識とヘルプの際に気をつけなければいけないポイントについて説明していきたいと思います。このヘルプはキャバクラのお仕事の中でも特に重要なお仕事の一つになりますので、ぜひこの機会にしっかりとポイントをおさえて失敗しないようにしましょう。それでは見ていきたいと思います。

そもそもキャバクラのヘルプとは何?

キャバヘルプ
これから初めてキャバクラで働こうとしている女性や、キャバクラで働きはじめてからまだ日が浅いキャバ嬢さんのために、まずはキャバクラでのヘルプのお仕事について説明したいと思います。

ヘルプとは、指名された女の子(以下キャストと表記します)が指名をしたお客さんの席を外す一定の時間、代わりにお客さんの席に座って接客サービスをするお仕事のことを指します。ここで疑問に思うのが「指名されたキャストが席を外すことなんてあるの?」と思う方もいるのではないでしょうか。指名をされたキャストが席をはずすタイミングは、例えばお客さんと同伴出勤を行なった際は私服でお店に入りますので、キャバドレスに着替えるため席をはずす必要があります。

また、キャストが同じ時間に複数の指名を受けている場合、キャストは複数のお客さんと相手をするため、各お客さんに対して一定の時間、席をはずす必要があるのです。このような場合にはお客さんの席には指名されたキャストが不在になりますので、女の子がいない状態になりますよね!その際に代わりに接客をして不在の時間、お客さんの気分を保ち続けるためにヘルプといって代わりの女の子が対応するお仕事が必ず必要になるのです。

つまりヘルプは指名されたキャストさんのお客さんに失礼がないようにしっかりと対応しなければならない重要なお仕事なのです。もし失礼な態度や暗黙のルールを知らないで間違った接客サービスをしてしまうと指名されたキャストさんから怒られてしまったり、お店側からも叱られることになってしまいます。またこのヘルプがきっかけでお客さんが心変わりしてしまい、指名されたキャストさんはお客さんからの指名を失ってしまうケースもありますので、ヘルプのお仕事を任されたキャバ嬢さんはしっかりと対応できるようにするのが鉄則です。

ヘルプで注意しなければならない6つのポイントとは

キャバヘルプ
さてここからは本題の「キャバ嬢さんがヘルプのお仕事をする際に気をつけなければならない6つのポイント」について説明していきたいと思います。ヘルプのお仕事にはしっかりとしたマナーやルールがありますのでこの6つのポイントをおさえておくことは非常に重要です。ぜひ新人キャバ嬢さんや、これから働こうとしている女性の方は知識を入れてお仕事をするようにしましょう。

LINEや電話番号などの連絡先、名刺は渡さない

ヘルプで席についたキャバ嬢さんは、お客さんとLINEやメールアドレス、電話番号や名刺といった連絡先を交換してはいけません。せっかく接客をしてるんだから、名刺くらいは交換しておいてもいいのでは?と感じたキャバ嬢さんもここはぐっと我慢して絶対に交換しないようにしましょう。

ヘルプは言うまでもなく「指名されたキャストさんのお客さん」です。そのキャストさんの代わりにお仕事として接客をしているのですから、連絡先などを交換してしまうのはキャストさんにとても失礼な行為になってしまうのです。こっそりお客さんを横取りしようとするのと同じようなことです。

なのでヘルプ時は絶対に連絡先を交換しないようにしましょう。もしお客さんから「可愛いね、連絡先を交換しようよ!」と迫られた時は事前にうまく断る理由を考えておき、うまく対応できるようにしておくのがベストです。断る方法は例えば下記のような流れだとスムーズです。

。。。この子、話も面白いし可愛いな、連絡先交換しておくか

指名客
ねえねえ、連絡先交換してよ。

あっどうしよう連絡先を求められちゃった、、。そうだ、〇〇ちゃんの話で断ろう。。。

ヘルプキャバ嬢
えー交換したら〇〇ちゃんに怒られちゃいますよ〜!ダメですっ

。。。くそっ断られた。でも可愛いしとりあえず交換はしておきたいな。もうひと押ししてみるか

指名客
大丈夫、大丈夫!名刺だけさっとくれれば絶対バレないから。今度指名するから連絡先教えて!

どうしよう、、バレないかなぁ。でもダメだ!お店に怒られると言う理由で断ろう。。。

ヘルプキャバ嬢
お店に怒られちゃってクビになっちゃうのでダメですよ〜。クビになったら生活できなくなっちゃうのでごめんなさい、、。

。。。今日は連絡先は無理そうだな、あきらめよう。

指名客
そっかぁ、残念だけどわかったよ!

このように断る理由を事前にいくつか考えておくと、何回か連絡先を迫られても断ることができますのでいくつかお断りの言葉を考えておきましょう。お客さんの中にはかなりしつこく連絡先を聞いてくるお客さんもいるかもしれませんが、キャストさんの大事なお客さんになりますので、出来るだけ嫌な顔や明らかに態度にだしてしまうことはうまく避けるようにして我慢することもヘルプを任せれた任務として重要です。

指名されたキャバ嬢さんの情報は話さないこと

ヘルプの接客の際によくやってしまいがちなのが「指名されたキャバ嬢さんの情報となるような話をしてしまう」ということです。基本的にヘルプキャバ嬢さんは、指名されているキャストの情報を教えることはNGです。話が苦手なキャバ嬢さんはヘルプ時にうまく話ができないと、お客さんも何か話を振らなきゃと思ってしまいます。その話のネタを考えるときに真っ先に思いつくのはやはり気になっている指名キャストの情報や話題になります。もしお客さんから指名キャストの話や情報を聞かれた際は、「実はあまり話したことがないので私もあんまり〇〇ちゃんのこと知らないんですよね」と情報や話題をもっていないことをうまく伝えてあげると良いかもしれません。

また指名キャストの話をそこから広げないように「お客さんの当たり障りのないような話題」を振ってうまく、話の切り替えをしていくことが重要です。例えば趣味の話や季節の話など、会話として話していて特に気にしなくても良いような会話で場をつなぐことをお勧めします。

お客さんとベタベタしてはいけない

これもヘルプの任務を遂行する上では鉄則のルールです。ヘルプの仕事は前述している通り「指名されたキャバ嬢さんの大事なお客さんのつなぎ」です。そのつなぎであるキャバ嬢さんが、キャストのお客さんとイチャイチャしていたりベタベタしていたら、キャストさんはどう思うでしょうか。間違いなく気分を悪くするはずですよね。自分のお客さんがちょっと席を外している間に横取りされてしまっているような感覚になるのです。

なのでヘルプとしてついた際は、キャバ嬢さんはしっかりとした距離で場をつなぐことがとても重要なのです。もしお客さんから「もっとこっちにおいで」などと、ボデイタッチなどをされてしまった場合には、「〇〇ちゃんに怒られちゃいますよ!ダメです」と丁重にお断りするようにしましょう。特に距離を一度縮めてしまうと、距離を一定に戻すことが難しいので、失礼な接客になってしまう前に最初に座る時から距離を意識して近づきすぎないようにすると良いかもしれません。

ドリンク、お酒をねだらない

ヘルプはあくまで指名キャストさんが席にくるまでの場つなぎになりますので「お酒などのドリンクやおつまみなどのフードのおねだり」はしてはいけません。

お酒などのドリンクを頼むという行為はお客さんに対しての営業行為になるので、お客さんにもキャストに対しても失礼な行為になってしまいます。なのでドリンクなどはお客さんから「何か頼んでいいよ?」と言われたときに頼むようにしましょう。自分からは絶対に頼まないというのが鉄則です。

テーブルは綺麗に保っておく

ヘルプについた際にテーブルがすでに汚れている場合や、ヘルプ時にテーブルが汚れてしまった場合はしっかりとテーブルを綺麗にしておくことが重要です。

キャストが帰ってきたときにテーブルが汚い状態でチェンジしますと「あーこの子ヘルプの仕事全然できてないなぁ」とキャストさんからも怒られてしまうケースがあったり、レベルを下に見られてしまったりするので、しっかりとテーブルは綺麗にしておくことが重要です。

お手洗いはヘルプのお仕事が終わってから

ヘルプはキャストさんの代わりの場つなぎになりますので、当然ですがお手洗いなど、お客さんの席をはずすことはNGな行為です。どうしてもお手洗いに行きたいという時でもヘルプの仕事をしっかりと終わらせてからいくようにしましょう。

またどうしてもお手洗いが我慢できない!という状況をつくらないようにヘルプにつく前にしっかりとお手洗いを済ませておくことがプロとして大事です。あまり尿意などを感じていなくても準備は万全に整えておくことがヘルプを毎回しっかりとこなす上でのポイントとなってきます。

テンションは上げすぎず下げすぎず

ヘルプに入った際は、お客さんとの盛り上がり方は「上げすぎず下げすぎず」の心構えをしておきましょう。
場つなぎの時間で、お客さんのモチベーションが下がらないように努めるのは、ヘルプとして非常に重要なポイントです。
ヘルプ中にお客さんが嫌な気持ちになってしまったら、お店全体のレベルが低いとみなされて来店しなくなってしまう可能性もあります。なのでお客さんのモチベーションが落ちないように会話を盛り上げられるように鉄板ネタなどを用意しておくと良いかもしれません。

また逆に盛り上がりすぎて楽しみすぎるのもあまり良くはありません。これはお客さんにとっては楽しい時間となってハッピーな気持ちにはなれますが、指名キャストにとってはマイナスにつながる可能性が高くなるからです。もし盛り上がりすぎていた場合、お客さんは「ヘルプの子の方が楽しいなぁ、指名変えようかなぁ」と心変わりしてしまう可能性があるからです。キャストも帰ってきたときに、あまりにも盛り上がりがあると少し気分が悪くなる可能性もありますので、なるべく盛り上がりすぎないというのもマナーであることは間違いないです。

ヘルプで得られるメリットについて

キャバ ヘルプ
これまではキャバ嬢さんのヘルプの際に気をつけるポイントに見てきましたが、「これじゃあヘルプにつくメリットないじゃん、なんで他のライバルのアシストしなきゃいけないの?」こう感じたキャバ嬢さんも少なくないのではないでしょうか。そこで、キャバ嬢さんがヘルプのお仕事を行う際に得られるメリットを少し紹介しておきます。

お店での信頼感がぐっと上がる

ヘルプは地味な仕事で得られるものがないもないと思うかもしれませんが、しっかりと仕事をすることでお店側の人たちからの信頼性がぐっと上がります。指名キャストさんからは「この子はしっかりと自分のお客さんを大事にしてくれている」という感謝の気持ちや尊敬の想いなどをもってくれるでしょう。お店側のボーイや店長さんからも、この子だったり安心して任せられる、この子がいないと場つなぎが不安だ、と思ってもらえるような存在になることができるのです。お店の中で信頼されるような存在になることで自信をもってお仕事をすることができるようになりますし、何より働く環境がとても良くなり、働きやすくなるのもメリットです。

枝客の獲得で自分にも利益がある

ヘルプは全く営業活動ができない、という訳では実はありません。そうです、ヘルプ接客の中でもチャンスはあるんです。それはお客さんが複数名で来ている場合です。お客さんが複数名で来店する場合は、指名をしていない連れ客「枝客」という立場のお客さんがいることが多いです。ヘルプは、この枝客には営業活動ができます。なぜならこの枝客は指名行為をせず来店しているフリー客だからです。

とはいえ指名客のお連れ様なのでしっかりとした対応の中で営業活動をするようにしましょう。いきなりお酒やフードをおねだりするとヘルプだけではなく、お店全体が「この店ダメだな」という想いになり、指名客も来なくなる可能性がでてきます。なので枝客だからといって気を抜かない品のある接客が重要です。

おこぼれがもらえる可能性がある

ヘルプを通して、指名されたキャストから信頼を獲得していると、例えばキャストさんが就職や何かしらの事情で夜のお仕事を辞める場合に固定客を譲り受けることができる可能性があります。固定客とはヘルプで顔合わせもしていますので、すでに知り合いの状態にいますし、固定客が好んでくれれば指名本数を一気にあげることができるのです。特にキャバ嬢さんの夜あがりは全然ありえる事なので、おこぼれがもらえる頻度も少なくないかもしれませんね。

キャバ嬢さんがヘルプで気をつけなければならない6つのポイントまとめ

今回はキャバ嬢さんの大事な大事なお仕事の一つである「ヘルプ」において、気をつけなければならない6つの重要なポイントについて説明してきましたがいかがでしたでしょうか。この記事を見ていただいたキャバ嬢さんは、ヘルプがとても大事な仕事であることが理解できたのではないでしょうか。

またヘルプはアシスト・場つなぎのお仕事ではありますが、メリットもたくさんあります。せっかくしなければならないお仕事なのですから、メリットを得られるようなヘルプサービスを心がけて力を入れてお仕事をするようにしていきましょう。ヘルプの仕事をしっかりこなしているキャバ嬢さんとそうでないキャバ嬢さんでは、気付いたときに大きな差ができていることは間違いないです。ぜひこの記事を参考に新人キャバ嬢さんもベテランキャバ嬢さんも意識してみてはいかがでしょうか。それでは。

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