みなさんこんにちは！今回は初めてキャバクラで働こうと考えているキャバ嬢さんもいるかと思いますので、キャバクラの基本的なシステムや料金体系に付いて説明していきたいと思います。システムや料金をしっかりと理解しておくことで、接客するお客さんによってサービスなどをうまく利用してもらえるようになります。それでは早速ですが、見ていきましょう。
目次
キャバクラとは
キャバクラとはもともと英語のキャバレーからきており、和製英語としてキャバクラと呼ばれるようになりました。ちなみに北海道のススキノではキャバクラではなく、ニュークラブという名称で呼ばれることが多いです。
キャバクラはキャバ嬢さん(女性)が客席につき、お客さんとお酒を飲んだりフードを食べたりして会話を楽しむ飲食店というくくりのサービスになります。このキャバクラですが最近では、ネットキャバクラといってネット上で行うサービスもでています。キャバクラは料金が時間制となっており、セット料金・指名料金などの料金がかかります。
キャバクラの基本的な料金システムについて
続いてはキャバクラの基本的な料金システムについて説明していきます。キャバクラの基本的な料金は「セット料金」と「税金・サービス料」呼ばれるものが基本としてかかります。またその他、指名料金・お客さん自身のお酒や女の子のお酒代・フードを頼んだ際のフード料金などかかるものがありますので説明していきます。
セット料金について
セット料金とはキャバクラ店でキャバ嬢さんとの会話を楽しむための過ごす時間に対しての料金になります。セット料金は時間制で、１セットがおおよそ５０〜６０分に対して固定料金が発生します。
大体のキャバクラ店は、５０〜６０分で１人あたり5,000円〜10,000円のところが多いようです。
延長料金について
延長料金とは、１セットの時間制が終了してしまった際に、お客さんがもう少し女の子と話していたいという時にかかる延長の料金です。延長料金は３０分のところもあれば５０〜６０分の延長があるキャバクラ店もあり、店舗によって様々です。この延長料金ですが、基本のセット料金の時間が終了する前に黒服が親切に声をかけてくれるキャバクラ店もあれば、黒服の声がけなしで自動延長としてかかるケースもありますので、キャバクラに通われる男性のお客さん側は少し注意が必要です。
延長料金にかかる金額は、３０分の延長で約3,000円〜5,000円前後、５０〜６０分の延長で約5,000円〜10,000円前後の料金が相場となっていますので、延長される際は必ず事前に延長料金を見ておくといいでしょう。キャバ嬢さんも延長の時間が近づいてくる際に一言声をかけてあげるのも良いかもしれません。キャバ嬢さんとしては素直にお客さんに楽しんでもらえるサービスをうまく提供できるようにするとリピート率が上がるかもしれませんね！
指名料金について
指名料金とは、気に入った女の子を指名することに対してかかる料金のことです。指名には大きく分けて「本指名」と「場内指名」があり「A指名」、「B指名」とも別名で呼ばれたりします。本指名とはお店に入る前にすでにお気に入りのキャバ嬢さんが決まっており指名してお店に入り、サービスを楽しむ指名方法です。場内指名とはキャバクラ内で気になった女の子がいて、サービス中に指名をする行為のことです。指名料金としては約2,000円〜4,000円が相場の料金となっています。
ちなみに指名をしたからといってキャバ嬢さんが必ずお客さんの席にずっと離れないということでもなく、他にもそのキャバ嬢さんを指名しているお客さんがいた場合は、そのお客さんの人数で1セットを均等割りした時間で順番が回ってくるようなシステムになっています。
同伴料金について
同伴とは出勤前のお客さんとのデートのことを指しますが、同伴からのお店でのサービスを受ける際には、多くのキャバクラ店では同伴料金が発生します。同伴料金は１回の同伴で約3,000〜5,000円の料金がかかるのでお客さん側はしっかりとお財布にお金を入れてからキャバクラ店に入るようにしましょう。
ボトル・ドリンク料金について
キャバ嬢さんとお客さんが飲むドリンク代・ボトル代はセット料金とは別途、料金が発生します。（一部のキャバクラ店ではセット料金の中に飲み放題のボトルが含まれている場合もあります。）お客さんはお酒を自分とキャバ嬢さんに振る舞うので、その分お金がかかります。ドリンク代だとカクテルなどが大体１杯約1,000円〜1,500円程度、グラスワインやグラスシャンパンだと１杯約1,500円〜2,000円程度のドリンク代となります。キャバ嬢さんは、お客さんの客層や身なりなどを考えて飲みたいドリンクの種類や量を調節してあげると良いかもしれません。またお客さん側も、あまり渋るようなドリンクの頼み方はキャバ嬢さんへのマイナスポイントになりますので事前にある程度の遊ぶお金を持ってキャバクラに行くようにしましょう。
またボトル代という料金もあります。ボトルというのはお酒のボトル１本を頼む際にかかる料金のことを指します。有料のボトル料金は、１本あたり約4,000円前後〜用意しているキャバクラ店が多いようです。有料のボトル料金には安いものでも4,000円ですが、高い高価なワインやシャンパンなどは軽く１０万円以上もするボトルもありますので、お客さん側は料金を事前に確認して頼むようにしましょう。キャバ嬢さんは、このボトルを頼んでもらえるような接客サービスができるような女性になれるようトークやサービス技術を磨いていく必要があります。
フード料金について
フード料金も基本のセット料金やお酒代とは別に料金が発生します。キャバクラではたくさんの種類のフードがありますので、料金もさまざまです。チョコレート菓子やフルーツ盛り、焼酎の中に入れる梅干しなど、お酒にあう食べ物が置いています。
フードは安いものは約1,000円くらいから高いものは30,000円以上のフードまでありますので、こちらもお客さん側は料金をチェックしてから注文すると良いでしょう。キャバ嬢さん側もお腹が空いていたら素直に食べたい食べ物をおねだりするのも良いと思います。お酒好きなお客さんなどには焼酎と梅干し割りなど、お酒へのトッピングとして紹介してあげるのも良いかもしれませんね！
持ち込み料金について
ほとんどのキャバクラ店では持ち込みすることはNGとされていますが、お酒やおつまみなどを持ち込めるキャバクラ店もあることはあります。その場合には、持ち込み料金がかかる場合があります。持ち込み料金については約1,000円〜4,000円くらいが相場です。お寿司やピザなどをキャバクラ店に出前で頼む場合も持ち込み料金が発生する場合がありますので、店内で飲食などを盛り上げたいという際には確認しておきましょう。
税金・サービス料金について
税金やサービス料金は上記のような発生する料金を全て合算させた合計金額に対してかかる料金です。料金としては全体で約10%〜30％の料金がかかります。キャバクラ店によっては、消費税８％も込みでサービス料金を取っているキャバクラ店もあれば、消費税とは別にサービス料金20％とかかるキャバクラ店もあります。
クレジットカード手数料
加盟店規約としてキャバクラ店はクレジットカードの手数料を請求してはいけないことになっているのですが、キャバクラ店によってはクレジットカードでの支払いの際に手数料を請求されることもあります。クレジットカード手数料の金額としては約10％相場の料金ですが、高いところでは30％近くの手数料もかかるところもありますのでこちらも確認が必要でしょう。
キャバクラの基本システムと料金体系まとめ
今回はキャバクラの基本システムと料金体系についてまとめて説明してみました。今回はキャバ嬢さん向けの情報というよりは、お客さん側のためになる情報だったかもしれませんね。お客さん側となる男性の方々は、システムや料金をしっかりと確認した上でキャバクラで遊ぶようにしましょう！せっかく楽しんでキャバ嬢さんと仲良く良い気分になったのにお会計でトラブってしまうのは格好悪いのでよく確認してからお店に入りましょう。
またキャバ嬢さんもキャバクラ店の基本システムやお酒・フードなどの料金などを細かく確認しておくことが非常に重要です。お客さんの身なりや雰囲気で頼むお酒やフードを選んでみたり、延長や指名などをおねだりするのが良いかと思います。明らかにお金を持ってなさそうなお客さんにドンペリなどの高級酒をおねだりしても難しいと思うので、少し安めのカクテルをちょこっとずつ頼んだり、チョコレートなどの軽めのフードを頼んでみたりして腕を磨いていくのもプロのキャバ嬢さんへ近づくポイントとなりますのでぜひこの機会にチャレンジしてみてくださいね！それではまた。
